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トポロジー最適化
構造物の最適な形状を力学的根拠に基づいてコンピュータにより自動的に求める方法論があり、構造最適化と呼ばれています。図1に示すように、構造最適化法は、設計自由度の観点から「寸法最適化」、「形状最適化」、「トポロジー最適化」に大別できます。この中で、トポロジー最適化は最も設計自由度の高い方法であるため、非常に高い性能を持つ設計案や、設計者が思いつかないような設計案を創成することができます。これまでに、独自の方法論として、「レベルセット法に基づくトポロジー最適化」を提案し、従来の方法論の問題点の本質的な解決に成功しました。レベルセット法に基づくトポロジー最適化は、株式会社くいんと様の「HiramekiWorks」の機能として実装され、SolidWorksのアドオンとして利用が可能になりました。

図1 左端を固定、右端中央下向きに荷重が負荷された片持ち梁に対して各構造最適化法を適用した場合のイメージ
